日本とオーストラリアの大きな違いは法的手続きと当日の進行!
結婚式とひとことで言っても、日本とオーストラリアでは法的な仕組みや当日の進行スタイルが大きく異なります。ここでは特に、シドニーをはじめオーストラリアで挙式を考えている日本人カップルに役立つポイントを整理しました。
1. 法的手続きの違い
日本:婚姻は役所に婚姻届を提出することで成立します。結婚式(神前式・仏前式・人前式・キリスト教式など)はあくまでノンリーガルセレモニーであり、法的効力はありません。
オーストラリア:結婚式そのものが法的効力を持ちます。認可されたセレブラント(司式者)と結婚するカップルが、式の中で法的要件を満たした誓いを述べ署名を行います。挙式の最低1か月前までに Notice of Intended Marriage(婚姻意思通知)を提出する必要があります。
2. 当日の進行の違い
日本:挙式に続き、披露宴。
挙式:神前、チャペル、ガーデンなど。式と披露宴が同じ場所の場合が多い。
披露宴では主賓挨拶、余興、スライドショー、両親への手紙などが一般的。
全体で3〜5時間ほど。
オーストラリア:挙式、撮影、披露宴の3部構成。
セレモニー(挙式):屋外が多い。式と披露宴の場所は同じとそうでない場合が半々程度。
撮影:前撮りはないため、当日にカップル撮影もゲストとの撮影もすべて行う。
レセプション(披露宴):家族スピーチ、カップルのファーストダンス、ゲスト全体のダンス、ゲーム、など。
午前か午後の挙式によって異なるが、午後の場合は全体で7~10時間に及ぶ。
日本とオーストラリアの一般的な結婚式の比較表
| 項目 | 日本 | オーストラリア |
|---|---|---|
| 婚姻成立の方法 | 役所に婚姻届を提出 | 結婚式そのものが法的効力を持つ |
| 事前に用意する書類 | 婚姻届(証人2名の署名) | Notice of Intended Marriage(1か月前までに提出)、ID書類 |
| 式の役割 | 式自体に法律上の効力はない | 法律上の婚姻手続きとセレモニーを兼ねる |
| 当日の進行 | 挙式+披露宴 2〜5時間程度 ややフォーマルな場合が多い |
セレモニー+撮影+レセプション 5~9時間程度 リラックスした雰囲気 |
| セレモニー時間 | 20〜40分程度 | 入籍式のみなら10分、通常20-40分程度 |
| 雰囲気 | フォーマル・演出重視 | カジュアル・自由・二人らしさ重視 (宗教式の場合は別) |
まとめ
日本では「婚姻届=法律上の結婚」、結婚式はセレモニー。一方オーストラリアでは「結婚式=法律上の結婚」となる点が最大の違いです。日本在住の日本人の方でもオーストラリアで法的結婚をすることは可能ですが、外国人でも書類の一か月前提出は必須なため、お二人とも日本人の場合は日本で入籍後にノンリーガル式(日本のような法的効力がない式)のみをオーストラリアでする場合が多いです。
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